増井千晶の気象情報局

増井千晶が、全国の気になる気象情報をお伝え致します。

増井千晶

台風16号 和歌山県田辺市付近 再上陸

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気象予報士見習いの増井千晶です。
さて、台風16号は、20日の午後1時半頃、和歌山県田辺市付近に上陸したとみられます。
勢力はやや衰えたものの、依然として最大風速25メートル以上の暴風域を伴っているため、西日本から東日本太平洋側は暴風や高波に警戒が必要ですね。
 
台風16号は、この後も東寄りに進み、今夜遅くには関東の南へ達する見通し。西日本太平洋側は午前中、1時間100ミリを超す猛烈な雨が降ったところがあり、この時間は近畿や東海の一部に発達した雨雲がかかっているようね。

今夜にかけては、関東甲信でも局地的に非常に激しい雨が降るため、土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水に警戒が必要となりそうです。

くれぐれも外出は控え、家で大人しくしていましょう!増井千晶でした。




台風16号は連休明けに本州接近のおそれ 連休中は秋雨前線の大雨に警戒


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台風16号は、非常に強い勢力で、あす17日に沖縄の先島諸島へ接近する見通しです。九州~本州への接近は当初の予報より遅くなりましたが、連休中も秋雨前線によって大雨の降るおそれがあります。

接近時期のカギをにぎる「カーブ」

台風16号の影響で、石垣島など先島諸島は、あすにかけて暴風や高波など大荒れとなります。

台風はその後、東シナ海でカーブします。まだ予報に幅があるものの、連休明けの20日(火)に九州付近へ進み、21日(水)頃に関東など東日本に近づくおそれもあります。 

台風は、カーブする際に速度が落ち、時間がかかるものですが、今回の16号は当初の予報よりカーブが大回りになったことで、本州付近への接近が遅れることになりました。

運動会でトラックを走る際に、大回りになるほど時間がかかり、もたつくのと似ているかもしれません。

今後、さらに大回りでカーブするようなことがあれば、台風は北上のタイミングが遅れたり、大陸の近くで弱まったりする可能性もあります。

台風接近が遅れることで長引く秋雨

現在、本州付近には、秋雨前線が停滞しています。

秋雨前線付近は、水蒸気の通り道となっていて、次々と発生する雨雲が西から東へ流れます。

秋雨前線が水蒸気の川なら、台風は上流のダムのようなものです。台風16号が東シナ海でもたつくと、そのぶん、雨雲のもととなる水蒸気を、秋雨前線に流し込み続ける時間が長引くことになります。


この連休中も、九州~東北南部は秋雨前線で曇りや雨のところが多く、局地的に大雨のおそれがあります。

大雨の場所のしぼり込みは難しいものがありますが、大雨のリスクがあると知ったうえで、行き先の詳細な予報を調べ、いざ大雨が近づいた際に回避できる備えをしておいていただきたい連休です。





強い台風16号 台風情報=気象庁予報部(位置)

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強い台風第16号は、14日9時にはフィリピンの東の北緯15度30分、東経133度10分にあって、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進ん でいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径90キロ以内では風速25メー トル以上の暴風となっています。また、中心から半径220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

 台風の中心は、12時間後の14日21時にはフィリピンの東の北緯16度25分、東経130度40分を中心とする半径70キロの円内に達する見込 みです。中心の気圧は955ヘクトパスカル中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルが予想されます。予報円の中心から半径190キ ロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 24時間後の15日9時にはフィリピンの東の北緯17度50分、東経128度30分を中心とする半径110キロの円内に達し、非常に強い台風にな る見込みです。中心の気圧は945ヘクトパスカル中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルが予想されます。予報円の中心から半径 240キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 48時間後の16日9時には石垣島の南約280キロの北緯21度55分、東経124度35分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みで す。中心の気圧は940ヘクトパスカル中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルが予想されます。予報円の中心から半径330キロ以 内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 72時間後の17日9時には東シナ海の北緯27度10分、東経123度20分を中心とする半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は 945ヘクトパスカル中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルが予想されます。予報円の中心から半径390キロ以内では風速25 メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。



首相、台風10号など激甚災害指定の方針表明

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安倍首相は14日、北海道、岩手県を中心に被害をもたらした台風10号などについて、16日の閣議で激甚災害指定を決める方針を明らかにした。

 視察先の北海道中札内村で記者団に語った。首相は「被害の大きな自治体では中小企業への支援を厚くしていきたい」とも述べた。

 激甚災害に指定されると、災害復旧事業にかかる費用に対する国の補助率がかさ上げされる。

台風16号発生、3連休に接近か

13日朝、台風15号と16号が新たに発生しました。

 台風15号は日本への直接の影響はない見込みですが、台風16号は勢力を強めながら週末にも沖縄に接近し、来週前半、本州に接近するおそれがあります。

 台風からの湿った空気の影響で秋雨前線の活動も活発になり、沖縄や九州などでは大雨に警戒が必要です。

ギャラリー
  • 前線が延びてくるため、天気は西から下り坂
  • ほぼ全国的に風が強まり、夜は北海道を中心に北ほど荒れてくるので警戒して下さい
  • 全国の天気
  • 今週は天気安定せず、気温差大
  • 秋晴れですね
  • 急激な気温の変化
  • 台風19号「アイレー」
  • 台風18号 沖縄本島に接近 暴風域に
  • 27日は全国3分の1で真夏日だった
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